使用上の
注意とマナー
PRECAUTIONS & MANNERS
使用上の注意
- スーツケースは旅行用バッグとして作られております。
杖や歩行補助具代わりでの使用は大変危険ですのでご注意ください。
- スーツケースを持ち上げる際に、キャリーバーを持って運ぶと転倒やスーツケースの破損の恐れがあります。
スーツケース本体のハンドルを持って運んでください。
- スーツケースに荷物を収納する際は、現金や貴重品を入れないでください。
- スーツケースの開閉時などに、かみ合わせ部分やファスナー部分で手や衣類等をはさまないよう十分ご注意ください。
- 椅子や踏み台、遊具として使用することは危険ですのでおやめください。
- 荷物の詰め込み過ぎは、キャスターやファスナーなどの破損の原因となる恐れがありますので、ご注意ください。
- スーツケース転倒時、ガラスビンやその他容器は破損の恐れがあります。
収納する際は中身が漏れないよう十分ご注意ください。
- 火気や高温になるものに近づけないように、ご注意ください。
- スーツケースは完全防水ではありませんので、雨中に放置することは避けてください。
- キャスター走行後キャリーバーから手を離す際は、スーツケースが倒れないようご注意ください。
重い荷物は重心位置を低くするため、キャスター側の中央にお詰めください。
- キャスターは使用頻度や路面状況により摩耗の度合いが異なります。
素材の性質上、経年劣化も生じることをご了承ください。
- キャスターの車軸に砂やホコリ、糸くずが付着するとキャスターの故障の原因となります。
ご使用後はこまめなお手入れをお願いいたします。
- 連続走行した直後のキャスターは摩擦熱が発生し、火傷の危険性がありますので、直接触れないでください。
- キャリーバーを伸ばした状態で体重をかけると、思わぬ転倒につながる恐れがありますのでご注意ください。
- キャリーバーの上げ下げの際には、パイプの連結部分、ハンドルと本体の間に指を挟まないようにご注意ください。
- 多段式キャリーバーの高さを調節するときは、バーを1番上まで引き出し、下ろしながら高さを調節してください。
- キャリーバーには多少のあそびがあります。
これはハンドルの動きをスムーズにするためです。
- キャリーバーを下方向に力を力を加えながら左右に揺らすと、ストッパーが外れて下がってしまう場合がありますのでご注意ください。
使用上のマナー
- ●スーツケースはできるだけ体に近づけて引いてください。
- ●周囲、特に自分の後方に気を配り、他の歩行者の安全に気をつけて行動しましょう。
繁華街、駅や空港では…
- 1. 急に立ち止まったり、急な方向転換をすることは、事故につながりやすいのでおやめください。
- 2. 携帯電話を見ながら歩くと、周囲への注意がおろそかになり大変危険です。
- 3. 駅の改札口に入る時、出る時なども接触事故が起きやすくなっています。まっすぐスムーズに出入りするように心がけてください。
電車やバスでは…
- 1. 坂道や移動している車両の中でスーツケースが不用意に動く可能性のある状況では、手を離さないようにご注意ください。特に4輪キャスターの場合は、振動や不意の衝撃でスーツケースが不用意に動き事故のとなりかねませんのでご注意ください。
- 2. 網棚に乗せる場合、上げ下ろしの際には他のお客様に配慮し十分にご注意ください。
- 3. スーツケースが落下した場合、ケガをしたり、スーツケース自体の破損または内容物などの損傷につながります。スーツケースの置き方には十分ご注意ください。
階段やエスカレーターでは…
- 1. 階段や段差のあるところで使用する時は、必ずスーツケース本体のハンドルを持って運んでください。
- 2. スーツケースを持ち上げる際に、キャリーバーのハンドルを持って運ぶと、転倒やスーツケースの破損、ケガなどの恐れがありますので、スーツケース本体のハンドルを持って運んでください。
- 3. キャリーバーのハンドルを引っ張って階段などを昇り降りしないでください。
- 4. エスカレーターに乗る場合は、上りは自分の前に、下りは自分の後ろにスーツケースを乗せ、万が一に備え、落下しないように手を離さないようにしましょう。
航空運送中のご注意
- 到着の空港では、お荷物を受け取る際に必ずスーツケースをチェックしてください。スーツケースの破損・異常が認められた場合、直ちにその空港にてご登場の航空会社が発行する「破損証明書」を取得してください。航空会社の補償が受けられる場合があります。
航空運送中の破損については当社の保証対象外となります。
※ただし、「破損証明書」を取得しなかった場合は航空会社の補償の対象外となりますので、予めご注意いただきますよう宜しくお願いいたします。
※詳しくはご利用になる航空会社にお問い合わせください。
機内持込の制限
- 航空機の座席数や国内線もしくは国際線の区分により、機内に持ち込めるスーツケースのサイズは航空会社ごとに異なります。
※詳しくはご利用になる航空会社にお問い合わせください。
保管・お手入れ上のご注意
- ボディ及びプラスチック部品、革部品は直射日光や使用・保管状況により、色あせが生じることがあります。
- 汚れた場合は、固く絞った布で拭いてください。革のお手入れには、専用クリーナーやクリームをご使用ください。
※シンナー・ベンジン等の揮発性溶剤は使用しないでください。
- スーツケースは、紫外線を避け、通気性の良い所で保管してください。ビニール袋やダンボール箱に入れた状態での保管は、ハンドルやキャスター部の加水分解などの原因による経年劣化を早めます。
長期保管後のご使用に際しては、ハンドルに荷重を掛け不具合の有無を確認するなど、あらかじめ点検されてからご使用ください。